不用品

機材を増やす前に資金と持ち物の整理チェック

機材が欲しい。でも、給料から数万円を捻出するのは気が引けるし、そもそも狭い部屋にこれ以上モノを置く場所がない。そんな八方塞がりな状況を打破するために必要なのは、闇雲な節約ではなく、冷静な「整理チェック」です。

新しい音を手に入れるためには、まず物理的なスペースと資金的なスペースを空ける必要があります。今回は、練習環境を整えるための「最低限の機材リスト」を作り、その予算を家の中にある「不要品」で賄うための具体的なロードマップを作成します。ターゲットは、押し入れの肥やしになっている機材や、駐輪場で眠っているバイクです。

今日の課題:まずは「必要な音」と「不要なモノ」を可視化する

漠然と「お金が欲しい」と考えても動き出せません。ゴール(必要な金額)と、スタート(資金源)を明確にしましょう。

多くの人が陥るのが、機材を買うこと自体が目的化してしまうことです。しかし、僕たちの目的はあくまで「快適に練習を続けること」。そのために本当に必要な機材は何でしょうか?
まずは紙とペンを用意して、以下の2つを書き出してみることから始めます。

  • 1. これから必要な機材リスト(投資):A/IF、モニターヘッドホンなど。
  • 2. もう使っていない所有物リスト(資産):1年以上触っていない楽器、乗らないバイクなど。

この2つを突き合わせ、不用品を必要な機材へ変換する「等価交換」の計画を立てるのです。

やり方:3ステップで完了する「資金化」フロー

具体的な手順は以下の通りです。特に大きな金額になりやすい「バイク」の扱いに注目してください。

ステップ1:必要機材の予算を出す

まずはゴール設定です。

  • オーディオインターフェイス:約1.5万円
  • モニターヘッドホン:約1万円
  • シールド・小物:約5,000円
  • → 合計目標金額:約3万円

この3万円を、給料以外の場所から見つけ出します。

ステップ2:不要品リストと査定

次に資金源の確保です。部屋を見渡してください。使わないエフェクター、読み終わった本。そして最大の狙い目は、維持費だけがかかっている「乗らないバイク」です。
バイクは持っているだけで税金や保険料がかかる「負債」になりがちですが、売却すれば一発で目標金額をクリアできる「優良資産」でもあります。

ステップ3:オンライン査定で「今の価値」を知る

「売るかどうかわからないけど、とりあえず値段だけ知りたい」。そんな時は、人と話さずに済むオンライン査定が便利です。例えば「バイクワン」なら、スマホで車種を入力するだけで、自動で買取相場を診断できます。

参照元:オンライン自動査定|中古バイク買取はバイクワン(https://www.bikeone.jp/online/)

もしここで査定額が3万円を超えていれば、その時点で新しい機材セットの入手は確定です。

NG例:「いつか乗るかも」で税金を払い続ける

整理において一番の敵は「もしかしたら」という曖昧な期待です。
特にバイクの場合、過去1年間乗らなかったのであれば、来年も乗る確率は限りなく低いです。しかし、所有している限り毎年4月には軽自動車税の通知が届き、自賠責保険の更新もやってきます。

「いつか乗るかも」と思ってキープしているそのバイクの維持費で、新しい弦が何セット買えるでしょうか。使わないモノのために現在のお金を減らすのは、資金管理として得策ではありません。思い切って手放し、今熱中しているギターのためにリソースを集中させるのが、賢い大人の趣味の楽しみ方です。

録音して確認→次回:空いたスペースに新しい風を入れる

不用品が片付くと、部屋(と駐輪場)に物理的なスペースが生まれます。そして懐には、機材を買ってもお釣りが来るほどの資金があるはずです。
この「身軽になった感覚」こそが、新しいことを始めるための最高の準備です。

整理がつき、資金の目処も立ちました。次はいよいよ、手に入れた資金で機材を揃えたり、あるいはネットオークションで売れた他の楽器を発送したりする段階です。そこで困るのが「ダンボールがない」「ハードケースがない」問題。次回は、そんな発送の悩みを解決する梱包テクニックを紹介します。

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